バイエルンのバトシュトゥバー(左)とアラバ(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンのマティアス・ザマーSD(スポーツ・ディレクター)は27日、クラブ公式HP内のインタビューで、DFホルガー・バトシュトゥバーとオーストリア代表DFダヴィド・アラバが年明けにはチーム練習に復帰できるだろうと語った。
バトシュトゥバーは、2012年12月に右ひざの前十字じん帯を断裂。複数回の手術を受け、長期離脱を強いられていた。そして今年の8月17日、DFBポカール1回戦の3部リーグに属するプロイセン・ミュンスターとの対戦で、約20カ月ぶりの復帰を果たしたが、左大腿部の腱を断裂し再びチームを離れていた。
一方のアラバは、11月5日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のローマ戦で負傷。ひざの内側側副じん帯の部分断裂および内側半月板の損傷と診断され手術を行っていた。
ザマー氏は、「バトシュトゥバーはかなり回復している。年明け最初のチーム練習から合流できると考えている。アラバの合流まではもう少しかかりそうだが、冬期合宿中にはチームに戻ってくるだろう」とコメント。両選手が順調な回復を見せていると強調した。
しかし、練習中に右足首を骨折した元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム、ひざを痛めているMFチアゴ・アルカンタラ、左ひざ前十字じん帯を断裂したMFハビ・マルティネスなど、依然として負傷者を抱えている状況だ。ザマー氏は、「ラームは2月中旬から下旬の復帰を目指している。チアゴと同様に合宿には参加しない。マルティネスは年明けに判断する」と語っている。