ブンデスリーガで首位を独走するバイエルン [写真]=Getty Images
バイエルンのスポーツディレクターを務めるマティアス・ザマー氏が、今シーズンの前半戦を振り返った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
バイエルンはブンデスリーガ第17節を終えて、14勝3分け。無敗を維持し、2位のヴォルフスブルクに勝ち点差11をつけて首位を独走している。ザマー氏は、シーズン開幕前のブラジル・ワールドカップの影響に言及して「代表組は身体を休める時間があまりなかった。けがも増えた」と言いつつ、「だが、チームが前半戦で見せたパフォーマンスはずば抜けていた。その鍵は、パフォーマンスをうまくオーガナイズできた点にあるだろう」と分析した。
ブラジル・ワールドカップを制したドイツ代表の選手たちが数多く所属するバイエルン。ザマー氏は選手たちのモチベーションについて、「メンタリティや成功を収めたいというハングリー精神は、絶対条件だ。我々の選手たちは、この点で実にファンタスティックと言える。ここ2年半は、彼らのこうした性格が実力とうまくマッチして、特別なチームを生み出している。このチームは、機能し続ける限りハングリー精神を失うことはないだろう。というのも、次々とタイトルを勝ち取ることで、タイトル中毒のような状態が生じているからね。選手たちは、タイトルを勝ち取ることが何よりも最高だという感覚を覚えてしまったんだ」と、話した。