左からロッベン、ガイス、清武、デ・ブライネ、ユヌゾヴィッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ誌『キッカー』のオンライン版は、ブンデスリーガ前半戦におけるチャンスメークで輝いたプレーヤーを選出し、ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣が選ばれた。
得点者は常にフォーカスを浴びるが、その裏には完璧にチャンスを演出している選手たちがいるとして、ブンデスリーガが誇るチャンスメーカーをランキング形式で紹介した。
リーグ屈指の演出家が揃う中、清武は12位にランクイン。生み出したチャンス数は30回で、アシスト数は3となっている。セットプレーからのチャンスメークが多いが、流れの中で違いを生み出すことが出来れば、後半戦はさらなる上位に名を連ねることも可能だろう。
見事ランキング1位に輝いたのはヴォルフスブルク所属のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ。59回のチャンスを作り出し、10アシストを記録。ドリブルやパスセンスには光るものがあり、前半戦を2位で終えたチームの原動力となっている。2位はブレーメンのオーストリア代表MFズラトコ・ユヌゾヴィッチ。43回の得点機会演出と7アシストを記録。低迷しているチームの中で、正確なキックからチャンスを作っている。3位は日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツのU-21ドイツ代表MFヨハネス・ガイス。40回のチャンスメイクに、2アシストを記録。8月のリーグ開幕戦のパーダーボルン戦では、岡崎のゴールをアシストしている。
『キッカー』誌選定の順位は以下のとおり。
■ブンデスリーガ・チャンスメークランキング(チャンス数/アシスト数)
1位 ケヴィン・デ・ブライネ(ヴォルフスブルク)59 10
2位 ズラトコ・ユヌゾヴィッチ(ブレーメン)43 7
3位 ヨハネス・ガイス(マインツ)40 2
4位 アリエン・ロッベン(バイエルン)38 3
5位 マルコ・ヴランチッチ(パーダーボルン 37 1
6位 マックス・クルーゼ(ボルシアMG)37 4
7位 ハカン・チャルハノール(レヴァークーゼン)37 4
8位 ハリル・アルティントップ(アウクスブルク)36 4
9位 ロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)34 6
10位 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)34 3
11位 カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)32 4
12位 清武弘嗣(ハノーファー)30 3