冬季キャンプでの練習に臨んでいるミュラー [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ再開に向け、9日にカタールで冬季キャンプをスタートさせたバイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに答えた。
ミュラーは10日間に渡る“苦行”について、「10日も家を離れることより素晴らしいことは、もちろんあると思うよ。でも、キャンプ地に行けばそんなことを考える暇はない。2部練習が毎日続き、ミーティングもある…。夜9時になれば疲れ果てているだろうね。だから時間はあっという間に過ぎ去るだろう」と、コメント。キャンプ中の様子を思い描いたうえで、「なぜ自らに苦しみを与えるのか、なんのために汗を流すのか、それらの意味を僕たちは知っている。タイトルを祝うために、苦しみを味わうんだ」と、高い意欲を示した。
また、ジョゼップ・グアルディオラ監督が「このクラブにはまだポテンシャルがある」と再三コメントしていることについては、「パーフェクトな試合はなかった。例えば(ブンデスリーガ第17節の)マインツ戦などは、完璧からは程遠い内容だった。でも僕たちはもっと良くなっていくことができる。人は誰でも、以前よりベターになれるんだ。それはビルト紙やビルト紙の記者もね」と冗談を交えながら話した。
バイエルンは13日にカタールリーグ選抜、17日にアル・ヒラルと、それぞれ練習試合を行う予定となっている。