バイエルンの元ドイツ代表DFラーム [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属する元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、自身の引退時期について語った。16日、ドイツ誌『スポーツビルト』が伝えている。
同誌によるとラームは、バイエルンとの契約が切れる2018年を自身の引退時期に定めているようで、「その時に僕は34歳になり、現役を引退する適切な時期になるだろう。僕はピークの時にやめたいんだ」と話し、また近年ビッグネームの間で流行となっている、引退前の米国MLS(メジャー・リーグ・サッカー)や中東でのプレーについては望んでおらず、「僕はバイエルンでの素晴らしいキャリアを記憶に残しておきたい」とコメントしたという。
また、同選手が引退について言及した件について、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ社長は、「3年半も前に別れを告げるのは、いささか変な話だと個人的には思っている。でもフィリップはいつも明確な考えを持ち、そしてしっかりと熟考できる人物だ。昨年の夏にドイツ代表を引退するというニュースで我々を驚かせたこともあるしね」と、一定の理解を示している。