練習試合で負傷したケール(上)とグロスクロイツ(下) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは17日、冬季キャンプ地のスペイン・アリカンテで、ルーマニアのステアウア・ブカレストと練習試合を行った。
この試合で、前主将の元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールと、同代表MFケヴィン・グロスクロイツが相次いで負傷していたことが明らかになった。同日付けのドイツ紙『ビルト』が報じている。
ドルトムントにとっては、降格圏脱出に向け万全なコンディションでリーグ再開を迎えるためのミニキャンプのはずが、中心選手二人が負傷するという不運に見舞われてしまった。
最初のアクシデントは前半終了間際だった。ケールとドイツ代表DFマッツ・フンメルスが味方同士で衝突。ケールは地面に肩を強打し、レントゲン検査を行うためにドルトムントへ戻っている。
さらに後半途中には、グロスクロイツが空中戦の競り合いで着地した際に、左足足首を痛め、サポーターを巻くほどの状態であった。
ドイツ代表FWマルコ・ロイスが負傷から56日ぶりに戻ったことを喜んでいたユルゲン・クロップ監督だが、またしても負傷者に悩まされる事態となってしまった。