昨シーズンのブンデス得点王・レヴァンドフスキ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本人選手も多く在籍するブンデスリーガは、30日に行われる首位バイエルンと2位ヴォルフスブルクの首位決戦を皮切りに、後半戦へ突入する。
リーグ3連覇を狙うバイエルンは勝ち点45で独走しているが、3位以下は接戦となっている。3位は勝ち点28でレヴァークーゼン、4位には勝ち点27でボルシアMG、DF内田篤人が所属するシャルケ、アウクスブルクと続く。自動降格圏の17位には日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムント、18位にはフライブルクが位置している。欧州カップ戦出場権争いと残留争いで激戦が繰り広げられるだろう。
ブンデスリーガ日本語版公式HPでは、後半戦で更新が期待される記録を紹介。バイエルンは自ら打ち立てた2012-13シーズンの史上最多勝ち点「91」を超える可能性があり、残り17試合すべてで勝利すれば勝ち点を96にまで伸ばすことができる。一方で降格圏に沈むドルトムントは、あと5勝で史上5番目のリーグ700勝を挙げたクラブとなる。
選手個人の記録でいえば、アウクスブルクの元トルコ代表MFハリル・アルティントップはあと13試合でリーグ戦300試合出場に達する。リーグ200試合出場を達成する可能性があるのは7選手で、ドルトムントのポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェク(現在197試合)やフランス代表のMFフランク・リベリー(現在189試合)などがいる。
日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツのDFニコルチェ・ノヴェスキは、1回のオウンゴールでリーグ通算オウンゴール数で単独トップに立ってしまう。
現在ブンデスリーガで通算81ゴールを挙げている昨シーズンの得点王、バイエルン所属のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、100ゴール到達までどれほど迫ることができるのか。順位争いだけでなく、各記録更新にも注目が集まる。