移籍が噂されるヴィエイリーニャ[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと、ヴォルフスブルクに所属するポルトガル代表MFヴィエイリーニャの契約合意が目前に迫っている。29日、ドイツ紙『ビルト』が伝えた。
しかし同紙によると、これはこの冬の移籍市場ではなく、来夏での話。2015年6月にヴォルフスブルクとの契約が切れるヴィエイリーニャは『ビルト』の取材に対し、「ひょっとしたらイエス、ひょっとしたらノーだね」と笑いながら答えたそうだが、関係者の話では年俸350万ユーロ(約4億7000万円)の新契約を提示したヴォルフスブルクとは延長せず、年俸450万ユーロ(約6億円)を約束したシャルケへ移籍することをすでに決断したという。
また『ビルト』は、サイドのユーティリティプレーヤーであるヴィエイリーニャの獲得について、「ペルー代表MFジェフェルソン・ファルファンに代わる右MF」、「SBも可能であるため、膝蓋腱を度々負傷する内田の代役にもなる」、「左足の精度も非常に高く、左サイドに配置することができる」など、3つの役割が可能とし、「ロベルト・ディ・マッテオ監督の新しい武器になる」と記している。