アフリカ・ ネーションズカップから帰国したばかりのシャルケFWチュポ・モティング
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは、ロベルト・ディ・マッテオ監督が試合前会見に臨み、後半戦へ向けた意気込みを語った。29日、クラブの公式HP及びツイッターが伝えている。
ディ・マッテオ監督は、「中断期間中は充実したトレーニングができた」と話し、「選手たちはようやく始まる後半戦を楽しみにしているよ」と、チーム状態の良さを覗わせた。
1月中に行われたテストマッチでは、決して思うような成績を収められなかったシャルケ。しかし同監督はそれについても、「テストマッチと公式戦は、必ずしもイコールじゃない。以前指揮したクラブでは、テストマッチに全て勝利して迎えた開幕戦でさえ、勝てなかったこともある」と、経験があるゆえの落ち着きを見せた。
後半初戦のブンデスリーガ第18節で対戦するは、DF酒井宏樹やMF清武弘嗣の所属するハノーファー。相手の印象についてディ・マッテオ監督は、「個の力があるチームだ。難しい試合になるだろう」と、コメント。「前半戦の終盤で見せられたような、持続性と安定的な戦い方ができれば」と、勝利に必要な要素を明かした。
先発メンバーなど選手個々については明言を避けたが、アフリカ・ネーションズカップを戦い終えたばかりのカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ・モティングについては、「彼自身がコンディションに手応えを感じていれば、選択肢の一つになる」と語り、「メンバー入りさせるかどうかは、最終調整の後に決める」と、語った。