香川真司(左)とデュッセルドルフ戦で負傷したギュンドアン(右) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表Mf香川真司が所属するドルトムントは、31日に行われるブンデスリーガ第18節のレヴァークーゼン戦で、今シーズン後半の初戦を迎える。ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督が29日に、負傷者の状況について明かした。日本語版クラブ公式サイトが30日に伝えている。
ドイツ代表のMFスヴェン・ベンダーとDFエリック・ドゥルム、元同代表MFセバスティアン・ケールがすでに故障で戦列を離れているドルトムントだが、ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキも欠いて2015年最初の公式戦となるレヴァークーゼン戦に臨まなければならなくなった。
さらに、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンもレヴァークーゼン戦の出場が危ぶまれている。「プレッシャーは与えたくない」と、ユルゲン・クロップ監督はギュンドアンについて語った。同選手は24日のデュッセルドルフ(2部)戦で太ももを痛め、大事を取って途中交代したが、その後はまだ練習でフルメニューをこなしていない。「明日(30日)にはチーム練習に復帰できるという状態だ」と明かしたクロップ監督は、さらに「レヴァークーゼン戦には出られるかわからないが、アウクスブルク戦は間違いなく出場可能になる」とコメントしている。
ブワシュチコフスキはウィルス感染により敵地バイアレーナでの試合を欠場するが、それぞれ代表戦から戻ってきた香川とガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンはメンバーに入るかもしれない。オーバメヤンは「パリ経由の夜行便で昨日帰ってきた」とクロップ監督は説明。そのため睡眠不足が心配されるが、「それでも今日も練習復帰に意欲を見せていた」とのこと。31日の試合については、「様子を見て戦力になるかどうか判断する」と同監督は話した。
一方、1日早くチームに合流していた香川はすでにチーム練習を2回こなしており、18名のメンバーに入る見込みだ。