マインツ戦で先発出場した清武弘嗣(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第19節が4日に行われ、DF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーとFW岡崎慎司が所属するマインツが対戦した。
8位につけるハノーファーが、ホームに11位のマインツを迎えての一戦。酒井と清武は先発出場で、岡崎は欠場となった。
開始2分、エリア手前でボールを持った清武が思い切ってミドルシュートを放つが、ボールは大きく外れた。26分、左CKを獲得したハノーファーは、ボールを中央へ送ると、相手GKがパンチング。弾かれたボールに、ジミー・ブリアンがダイレクトでシュートを放つと、これがゴール右に突き刺さり、ハノーファーが先制に成功した。
さらにハノーファーは36分、酒井が右サイドからグラウンダーの折り返しを入れると、中央でホセルがDFの背後から飛び出して合わせるが、惜しくも枠を外れた。前半はこのまま終了し、ハノーファーが1点リードで折り返す。
後半に入って54分、エリア前正面でFKを獲得したマインツは、ヨハネス・ガイスが直接狙うが、左ポストに直撃しゴールとはならない。さらに59分には、味方のパスでエリア内左に抜け出したユヌス・マッリが、飛び出したGKを見てループシュートを放つが、枠の左に逸れた。
77分、DFラインからのフィードに反応しエリア内に抜け出したガイスがシュートを放つが相手GKがセーブ。しかしこぼれ球をエルキン・ソトが押し込んで、マインツが同点に追いついた。ハノーファーは84分に清武に代えてアルトゥル・ソビエフを投入した。
試合はこのまま終了し、先制したハノーファーだが、マインツに追いつかれ1-1の引き分けで終わった。なお、酒井はフル出場している。
ハノーファーは次節、7日にハンブルガーSVと対戦。マインツは同日に、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンをホームに迎える。