出場停止処分が軽減されたフンテラール(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は4日、DF内田篤人が所属するシャルケのオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールに科した出場停止処分を、暫定的に6試合から4試合へと軽減し、合わせて1万5000ユーロ(約200万円)の罰金を科すことを発表した。
フンテラールは1月31日に行われたブンデスリーガ第18節のハノーファー戦の試合終盤、MFマヌエル・シュミーデバッハに対し後方からタックルを見舞い、一発退場。試合後、6試合の出場停止処分を受けていた。
これに対しクラブは、「6試合の出場停止は重すぎる」として異議を申し立て、今回はそれが認められる形となった。
このため、フンテラールの出場停止が適応されるのは、3日に行われた第19節のバイエルン戦を含む4試合となり、28日に行われる日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとの“ルール・ダービー”には出場できる見通しとなった。
しかし、4試合の出場停止処分は暫定的なもので、2016年1月30日までの1年間に再びフンテラールが暴力行為を働いた場合は、今回軽減した2試合を科すとしている。