移籍の噂について言及したムヒタリアン [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが5日、報道されている移籍問題について自身の公式ツイッターを通じて言及した。
現在ブンデスリーガで18位に沈むドルトムント。昨シーズンは9ゴールをマークしたムヒタリアンも、チームの不調に合わせるかのように、ここまでノーゴールが続いている。
4日には、ムヒタリアンの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が「ヘンリクは『今年の夏にドルトムントを去る』という願望を持っている」とコメントしたことから、同選手が今シーズン終了後にドルトムントを退団するのではないかと報道されていた。
これについてムヒタリアンは、自身のツイッター上で「この機会に僕の気持ちをみんなに伝えたい。僕は完璧にドルトムントでの仕事に集中している」と、移籍についての噂を否定。
続けて「今、僕らはブンデスリーガで困難な状況に直面している。でも僕らは一緒になって戦って、ここから抜けだしてみせるよ。僕の心はドルトムントとともにある」と、チームは苦しい状況下にあるが、今はドルトムントを上位に導くことに集中していると、改めて明言した。
ドルトムントは1月のリーグ戦再開後、1分け1敗といまだ浮上のきっかけを掴めていないが、浮上のカギを握るキーマン・ムヒタリアンの一刻も早い復活が待たれている。
ドルトムントは7日に、リーグ戦第20節のフライブルク戦を敵地で迎える。