バイエルンに敗れたシュトゥットガルト【写真】=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が7日に行われ、日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトがホームで、リーグ首位のバイエルンと対戦した。
前節ケルン戦でベンチ入りをするも出場機会のなかった酒井は、スタメンで出場。対するバイエルンは、前節のシャルケ戦で退場し出場停止となったジェローム・ボアテングに代えて、ダンテをスタメンで起用し試合に臨んだ。
試合は立ち上がりから、バイエルンがボールを支配し試合を進めた。対してシュトゥットガルトは、引いた守備からのカウンターを仕掛け対抗。酒井も左サイドから積極的な攻撃参加で存在感を発揮した。27分には自陣からのカウンターでクリスティアン・ゲントナーまで繋ぎ、最後は酒井が右足で絶妙なコースにシュートを放つも、ポストをかすめゴールから外れてしまった。
シュトゥットガルトの攻撃を守り切ったバイエルンは、41分にアリエン・ロッベンが右サイドでボールをキープ、ミッチェル・ヴァイザーとのパス交換から、左足を勢い良く振り抜き豪快な先制点を挙げる。バイエルンが1点をリードし前半を終えた。
後半開始から、シュトゥットガルトはダニエル・シュヴァーブに代えてマーティン・ハルニック、バイエルンはヴァイザーに代えトーマス・ミュラーを投入。両者攻撃的な選手の交代を行った。
バイエルンは51分にダヴィド・アラバが得意の左足でフリーキックを沈め追加点を奪う。直接狙うには距離があったが、放たれたシュートは不規則な回転でGKスヴェン・ウルライヒの手から離れていき、ゴールに突き刺さった。
追いつきたいシュトゥットガルトは、58分にアレクサンドル・マキシム、72分にフィリップ・コスティッチを投入するも反撃にはいたらず。
バイエルンは、ロベルト・レヴァンドフスキに2度の決定機が訪れるも、追加点は奪えず。試合はこのまま2-0で終了し、バイエルンがリーグ後半戦初勝利を収めた。
バイエルンは次節ホームでハンブルガーSVと対戦。ウインターブレイク明け、勝利の遠いシュトゥットガルトは、次節アウェーでホッフェンハイムと対戦する。