ハンブルガーSV戦に出場したハノーファーの清武(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が7日に行われ、日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーがアウェーで、ハンブルガーSVと対戦。前節マインツ戦と同様に、清武と酒井は2人揃ってスタメン出場を果たした。
試合立ち上がりからシュートを放ち積極性を出した清武。左サイドでは前向きでボールを受け、パスやドリブルでチームの攻撃を活性化させた。
ハノーファーは22分に左サイドからのクロスのこぼれ球に、サリフ・サネが飛び込み、ペナルティエリア内で倒されPKを獲得するも、ホセルのPKはGKヤロスラフ・ドロブニーに弾かれ失敗。先制のチャンスを逃した。
すると試合の流れはハンブルガーSVに傾く。26分に左サイドからゾルターン・シュティーベルのクロスがDFマルセロに当たり、ボールは無情にもGKロン・ロベルト・ツィーラーの頭上を越えゴールへ。ハンブルガーSVがオウンゴールで先制し、前半を終えた。
後半開始と同時に、酒井はジョアン・ペレイラと交代し、ピッチから退いた。
ハンブルガーSVは50分に追加点を奪う。マルセル・ヤンセンの左足のシュートが、またもDFマルセロに当たり、コースが変わりそのままボールはゴールへと吸い込まれた。
反撃に出たいハノーファーは、66分に清武が得点のキッカケを生んだ。清武が右サイドからクロスを上げると、ペナルティエリア内でボールがこぼれる。両者混戦の中、途中出場のアルトゥル・ソビエフがヘディングで押し込み1点を返す。
85分に清武はベンチに退くも、その後も攻め続けたハノーファー。しかし、あと一歩のところで追加点を奪えず、試合は2-1で終了した。
勝利したハンブルガーSVは次節、首位バイエルンと対戦。敗れたハノーファーは、次節パーターボルンと対戦する
【スコア】
ハンブルガーSV 2ー1 ハノーファー
【得点者】
1ー0 26分 オウンゴール(ハンブルガーSV)
2ー0 50分 マルセル・ヤンセン(ハンブルガーSV)
2ー1 66分 アルトゥル・ソビエフ(ハノーファー)