香川(左)とともに勝利を喜ぶクロップ監督(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が7日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは敵地でフライブルクと対戦し、3-0で勝利を収めた。試合後、同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督がインタビューに応じ、ドイツメディア『T-Online』がコメントを伝えている。
3ゴールを奪い6試合ぶりに勝利をあげられたことについて、クロップ監督は「我々は、選手たちが再び自信を取り戻せるように、ポジティブな方法を選ぼうとした」と厳しい状況の中、選手の自信回復に取り組んだことが結果として表れたことを喜んだ。
続けて「我々にとって重要なのは、試合に勝利することをイメージできるということだ」と話し、それぞれの選手が勝利に向けて気持ちを見せたことが、勝利の要因だと述べている。
この日の勝利で最下位脱出を果たしたドルトムント。今後の復調に向けて期待がかかるが、「今日の勝利は次の4試合の勝利を約束してくれるものではない。もしそれが簡単なことなら、結果は未来にあると言えるだろう」と、現実は簡単にいくことばかりではないと、気を引き締めた。
一方で「我々はこの状況に適応しつつある」と、チームの状況が好転し始めていることも感じている様子だ。