ハンブルガーSV戦に出場したDF酒井宏樹 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは15日にブンデスリーガ第21節でパーダーボルンと対戦する。ドイツ誌『キッカー』は11日、酒井に先発落ちの可能性があると伝えた。
同誌は、酒井に代わり、1月にスペインのバレンシアから加入したポルトガル代表DFジョアン・ペレイラにチャンスが与えられると見込んでいる。
酒井は7日に行われたブンデス第20節、アウェーのハンブルガーSV戦で相手の先制点につながるパスミスを犯すと、前半のみでベンチに下げられ、後半からはペレイラが出場していた。結果はハノーファーが1-2で敗れ、酒井にはチーム最低点となる「5」点がついた一方で、ペレイラは「3.5」とまずまずの評価を得ている。
また、同クラブのマネージャーを務めるディルク・デュフナー氏は「最初の失点の前、ヒロキは意味もなくパスミスをし、それが相手のゴールにつながった」と手厳しいコメント。同誌も酒井について、「これまでは、代わりの選手がいないことから右サイドバックのレギュラーを手にしていた」とし、15日のパーダーボルンとのホームゲームでは、ペレイラの先発が有力としている。
今シーズンここまで、酒井は負傷で欠場した昨年10月25日のリーグ第9節、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとのアウェー戦を除き、リーグ戦全試合に先発出場している。