シャヒン(右端)らと勝利を喜ぶクロップ監督(右から2番目) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が13日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、同代表FW岡崎慎司が所属するマインツと対戦し、4-2で勝利した。試合後、同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督がインタビューに応え、ドイツ誌『キッカー』がコメントを伝えられている。
前節のフライブルク戦に続く連勝に、クロップ監督は「シーズン後半戦に浮上していく中で、今夜の勝利は完璧に状況を変えてしまうほど大きな勝ち点3だ」と、重要な試合で大きな勝利を奪えたことを喜んだ。
試合開始直後に先制点を奪われながら、後半にドイツ代表MFマルコ・ロイスらが4ゴールを奪い逆転勝利を収めた。試合内容については「0-1と序盤に先制点を決められて、スタートは最悪だった。でも我々は上手く反応したね。我々は自分たちのやり方をやり続ければ、ひっくり返せるということを知っていた」と振り返り、チームのプレースタイルを信じてやり続けたことで、逆転できたことを明かしている。
続けて「今日は素晴らしい4ゴールが決まった。でもこれが全てではない。これから試されるテストのほんの一部にしか過ぎないんだ」と、この日の勝利を喜びつつも、これから待ち受けているリーグ戦、チャンピオンズリーグに向け、改めて気を引き締めた。
次節、ドルトムントは20日に敵地で日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと対戦し、24日にはCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグのユヴェントス戦を敵地で迎える。