マインツ戦に先発出場した香川真司(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは13日、ブンデスリーガ第21節で同FW岡崎慎司が所属するマインツと対戦。4-2で勝利を収め、今シーズン2度目の2連勝を飾った。
地元メディアは、同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。『Ruhr Nachrichten』は、先発出場した香川に対して「3」(最高点1、最低点6)の採点をつけ、「好機が2度巡ってきたが、ボールがネットに収まろうとしなかった」と記した。『Revier Sport』も「攻撃陣の中で、唯一スコアポイントを取ることができなかった」と、決定力不足を指摘しながらも積極的な攻撃参加を見せた香川に及第点を与えた。
各メディアの採点と寸評は以下のとおり。(最高点1、最低点6)
■香川真司(ドルトムント)
対マインツ戦(4-2◯)78分、途中交代
『Ruhr Nachrichten』
採点:3
寸評:同点ゴールの好機が2度(3分、43分)、巡ってきたが、ボールがネットに収まろうとしなかった。そうはいっても、後半に入りギアを上げた香川は、目立っていたドルトムント選手の1人に数えられる。
『Revier Sport』
採点:4
寸評:攻撃陣の中で、唯一スコアポイントを取ることができなかった。非常によく動いたが、ツキがなかった。ハーフタイム直前、角度のないところからのシュートがほんのわずかだけゴールをそれたのは、それを象徴している。
『Westdeutsche Allgemeine』
採点:3
寸評:張り切ったように、序盤は奮闘。だが、ポストの返り球をGK真正面に打ってしまうなど、好機に決められなかった(3分)。前半は、時間が経つにつれて存在感が減ったが、それでも、マルコ・ロイスへの好アシスト(32分)、わずかにそれたPKエリア手前からの惜しいダイレクトシュートがあった(43分)。後半も、ピエール・エメリク・オーバメヤンへの浮き球の縦パスがあったが、オーバメヤンが、それを決めきれず(63分)。