シャルケ戦に先発出場した長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が14日に行われ、日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトは、ホームでDF内田篤人が所属するシャルケと対戦し、1-0で勝利した。試合後、長谷部がインタビューに応え、ブンデスリーガ日本語公式HPがコメントを伝えている。
フランクフルトは、昨年12月に行われたリーグ第14節のブレーメン戦以来白星から遠ざかっていた。7試合ぶりの勝利について長谷部は「ウィンターブレイクを挟んでいるので、久々の勝利になりますね。今日は無失点に抑えられて良かったですし、勝ち点3を取れたのは非常に大きなことかなと思います」と、勝ち点3の喜びを噛み締めた。
一方で試合内容については「個人的にはちょっとミスもあったので、納得のいくプレーではなかった」と不満が残った模様。チームとしても相手にボールを持たされているような印象だったようで「特に前半、相手のゾーンに入ると厳しく来られて悪い取られ方をして、カウンターを食らうという悪循環があったかと思います。とにかく我慢のゲームでした」と、厳しい試合展開だったことを明かしている。
自らのポジションである、中盤の底の位置については「自分の中でバランスを取りながらやってる部分もありますし、あのポジションは非常に重要な場所でもある。今はチームも失点が多いので、そこは自分の役割かなと思います」と、黒子役に徹し、チームの失点を減らすために相手の攻撃の芽を摘むことが自分の役割だと話した。