フライブルク戦に途中出場した細貝萌 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が15日に行われ、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとフライブルクが対戦した。細貝はベンチスタート、原口はベンチ外だった。
暫定15位のヘルタ・ベルリンは前節、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツとの一戦で、ヨス・ルフカイ前監督解任後、初めて勝利を手にした。一方の暫定17位フライブルクは、同MF香川真司が所属するドルトムントと対戦し、0-3で敗れている。
互いに勝ち点3を求めて始まった試合は5分、ユリアン・シーバーがシュートを放ち、ヘルタが最初のチャンスを得た。
しかし先手を取ったのはフライブルク。14分、左サイドのスローインから、カリム・ゲデが強引に突破し中央に折り返すと、ニアに飛び込んだフェリックス・クラウスがダイレクトで合わせる。シュートは左ポストに当たってゴールに吸い込まれ、フライブルクが先制点を奪う。
さらに35分、フライブルクはゴール前やや左でフリーキックを獲得すると、ジョナタン・シュミッドが直接狙うが枠を捉えきれない。その後も両チーム大きなチャンスを掴むことなく、フライブルクが1点をリードして前半を折り返す。
後半立ち上がりに得点を奪ったのはフライブルクだった。52分、左コーナキックを獲得すると、シュミッドのクロスをマキシミリアン・フィリップが頭で合わせ、追加点をあげた。
2点をリードされたヘルタは64分、ロニーに代えて細貝を投入する。70分、ジョン・アンソニー・ブルックスがミドルシュートを放つが、フライブルクのGKロマン・ビュルキにキャッチされてしまう。
さらに86分、ヘルタはペア・シェルブレットの左CKがチャンスにつながる。ゴール前で混戦が生まれると、最後はヴァレンティン・シュトッカーがシュートを放つが、フライブルクの必死の守りで得点には至らない。
このまま試合は終了し、フライブルクが2-0でヘルタ・ベルリンを下した。敗れたヘルタ・ベルリンは勝ち点21のまま変わらず、フライブルクに同勝ち点で並ばれた。なお、細貝は64分から途中出場している。
【スコア】
ヘルタ・ベルリン 0-2 フライブルク
【得点者】
0-1 14分 フェリックス・クラウス(フライブルク)
0-2 52分 マキシミリアン・フィリップ(フライブルク)