パーダーボルン戦にフル出場した清武(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が15日に行われ、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは、パーダーボルンに1-2で敗れた。
同試合にフル出場した清武は、FKで逆転ゴールを許したシーンについて「最近はああいう場面で入る雰囲気があります。ちょっと、チーム状況はまずいかなと思います」と述べた。
押し込む時間帯はあったものの、セットプレーからのゴールしか挙げられなかったことに関しては「チャンスはありましたけど、点が入る気配はなかったです。フィニッシュに近いところまで行ったとしても、(シュートを)打ててはいないと思うので。もっと普通に(流れの中から)ゴールが入ってもいいんじゃないかなと思います」と語った。
さらに、清武は攻撃面について言及。「最後まで自分たちのサッカーを貫き通せばいいと思います。最後に蹴るというのは監督も求めていないし、僕としては、あまり納得はいかないです。最後まで貫き通すのか、パワープレーみたいにするのかは、もう1回話し合いたいです」と、終盤になると前線にボールを放り込む場面が多いことを課題に挙げた。
ハノーファーは現在、リーグ戦5試合未勝利で10位。降格圏まで勝ち点4差の状況に関しては「苦しいです。次のケルンと、シュツットガルトに勝っておきたいです」とコメント。今後に向けて「1試合勝てれば、ガラッと変わると思うので、大丈夫だと思って頑張ります」と意気込みを示した。