シャルケ戦で警告を受けた長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が14日と15日に行われた。ドイツの各メディアは日本人選手の採点と寸評を発表している。
日本代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトは、同代表DF内田篤人が所属するシャルケと対戦し1-0で勝利。長谷部はフル出場したが、乾はベンチ入りするも出場機会はなかった。同代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは、パーダーボルンに1-2で敗れた。清武はフル出場したが、酒井は出番がなかった。また、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、フライブルクと対戦し0-2で敗戦。細貝は後半から出場し、原口は欠場した。
■長谷部誠(フランクフルト)
対シャルケ戦(1-0○)フル出場
『Frankfurter Rundschau』
採点:Ganz okay(十分合格)
寸評:「試合に入り込むことに苦戦したが、徐々に調子を上げた。長谷部がファウルを受けたところは、PKが与えられるべきだった。別の場面では、長谷部にスピードが欠けていたことで(ファウルで止めることになり)5枚目の警告を受けた。次節マインツ戦の欠場は、フランクフルトにとって痛い」
■清武弘嗣(ハノーファー)
対パーダーボルン戦(1-2●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4.5
寸評:「低調なパフォーマンス。前半は、精度の低いセットプレーだけで目立ち、後半は少し調子が上向いただけに、フリーキックでゴールを決められなかったのは目を引いた。彼の1番の見せ場は、ペナルティエリア内で敵2人をかわしたところだ。そこで上手くシュートを決めていれば、チームに先制点をもたらすことができていただろう。だが、実際は、清武はこの好機にホセルとアルトゥル・ソビエフに横パスを出した。ここで決まっていれば、ハノーファーは63分の時点で先制できていた」
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対フライブルク(0-2●)64分から途中出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:「60分過ぎにロニーに代わって投入されると、それに伴ってヘルタは4-4-2に変更。ペア・シェルブレットとのダブルボランチでプレーしたが、細貝も試合にアクセントを与えることはできず、競り合いでもほとんと勝てなかった」