シュトゥットガルト戦で2アシストを決めた香川(右)[写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは20日、ブンデスリーガ第22節で同DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと対戦。3-2で勝利を収め、今シーズン初のリーグ戦3連勝を飾った。
先発出場し、2アシストの活躍を見せた香川は、「勝ち切れたことがすごく良かった」と試合を振り返った。21日、ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えている。
香川は、先制点のアシスト場面について「少し流れたと思ったけれど、オバ(ピエール・エメリク・オーバメヤン)がちょうど走り込んでくれて良かった」とコメント。さらに「守備はすごく安定してきた。粘り強く、流れが悪いときに失点しなかった」と守備面を評価しながらも、「後半はチームとしてどう戦っていくのかがなかなか見えなかった」と指摘した。
香川は「相手がどうこうというより、自分たちのミスで自滅した後半だった。気持ちや集中力の問題もあるけれど、何よりも勝ち切れたことは良かった」と、反省点を口にしながらも、素直に勝利を喜んだ。
ドルトムントは、24日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのユヴェントス戦、28日にDF内田篤人が所属するシャルケとの“ルール・ダービー”を迎える。「切り替えて次の試合に集中してやっていきたい」という香川は、「あとはゴールが取れるように」と得点への意欲を示した。