シャルケが獲得へ興味を示しているボルシアMGのクルーゼ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが、ボルシアMGのドイツ代表FWマックス・クルーゼの獲得に動き出すかもしれない。20日、『デア・ヴェステン』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
それによると、敏捷性と運動量に優れ、ボルシアMGのカウンターサッカーを支えているクルーゼは、シャルケのロベルト・ディ・マッテオ監督が掲げる速攻スタイルにマッチしており、来夏の同選手獲得を目指しシャルケが動き出す予定だという。
またクルーゼ移籍の可能性が高い理由として、『ビルト』は代理人のトーマス・シュトルンツ氏の存在も挙げている。現役時代にバイエルンでプレーしていた同氏は、GKファビアン・ギーファー、GKティモ・ヴェレンロイター、DFマーヴィン・フリードリッヒ、FWフェリックス・プラッテらシャルケ4選手の代理人も務めるなど、元々同クラブとの結びつきが強い。
さらには19日、同代理人がシャルケの事務所に何らかの理由で1時間ほど滞在していたことまで判明しているという。
しかしクルーゼとボルシアMGの契約は2017年まで残っており、シャルケが同選手を獲得する場合、1200万ユーロ(約16億2000万円)という高額の移籍金を支払わなければならない。