勝利を喜ぶクロップ監督(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images
2月28日に行われたブンデスリーガ第23節で、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはDF内田篤人が所属するシャルケと対戦し、3-0で勝利を収めた。
“ルール・ダービー”を制してリーグ戦4連勝を飾ったドルトムント。ユルゲン・クロップ監督は、「最高の試合だった。選手たちが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた」と喜びを見せた。日本語版クラブ公式HPがコメントを伝えている。
クロップ監督は、「キックオフの瞬間から、我々は空いたスペースを突き、高い位置から相手にプレスをかけ続けた。前半に多くのチャンスを作ったが、それらを生かせなかったのが残念だ。しかし、その悪い流れが結果に影響しなかったのは大きかった」と試合を振り返った。
そして、「チームの誰もが彼のゴールを待ち望んでいた」というヘンリク・ムヒタリアンの今シーズン初ゴールを指揮官も称賛。「チームの全員が彼に飛び乗るつもりかと思ったよ。今日のムヒタリアンは本当によくやってくれた」と褒め称えた。
シャルケを終始圧倒しての快勝に満足感を示すクロップ監督だが、「4連勝しても降格圏との差は5ポイントしかない。つまり、依然として我々は苦しい立場に立たされているということだ。今後も、勝ち点を取りこぼせる余裕なんかないんだ」という言葉を付け加えることを忘れなかった。