ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるラングニック氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
現在ブンデスリーガ2部に属するライプツィヒでスポーツディレクターを務めている“プロフェッサー(教授)”ことラルフ・ラングニック氏が、昨季まで日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツの監督を務めていたトーマス・トゥヘル氏を、来季の新監督として招聘する考えがあることを認めた。
1日、ドイツ誌『スポーツビルト』が伝えている。
それによるとラングニックSDは「もちろんトーマスは我々の要求するレベルを満たした人物だ。しかし彼と契約できるかはまだ分からない。はっきり言って、来シーズン我々が1部でプレーする可能性よりも、2部で過ごす確率のほうが高い。だが、果たして彼がそれを望むだろうか?」と話しているという。
ライプツィヒは先月11日にアレクサンダー・ツォルニンガー前監督を解任し、アヒム・バイアーロルツァー氏を新指揮官として内部昇格させたが、『スポーツビルト』によると同氏とトップチームの契約は今季限りまでとされているようで、ラングニックSDは後任探しに追われているそうだ。
トゥヘル氏は昨シーズン最終節を終えた後、マインツとの契約を1年残しながら突如として辞任。現在はフリーの身だが、一方的な契約解除だったため「今シーズン中は他クラブの指揮をしない」という約束をマインツと交わしているとされている。