マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司が、自身の現状やチームを率いるマルティン・シュミット監督の印象などを語った。ブンデスリーガ日本語版公式HPが伝えている。
岡崎は自身の現状について「ワールドカップやアジアカップなど、大きな大会を通して心境に変化がありました。もっといろんなことにチャレンジしようと思うようになりました」とコメント。8試合無得点とゴールから遠ざかっていることについては「前半戦は勢いで点を取っていた印象です。いつか点を取れなくなると予感している部分もありました。今後も点を取り続けるためには、先に進むしかないと思いました」と述べた。
その一方で「今シーズンはゴールを取れない試合でもチャンスの起点になることができているので、そういう点では成長を実感しています」と主張。さらに「ゴールが一番大事なのは分かっています。チャンスを作りながらも、自分でもゴールを奪うのが最終形態です」と目標を明かした。
また、岡崎は2月中旬からチームを率いているマルティン・シュミット監督について言及。「熱血漢というか、アグレッシブで明るいです」と印象を語り、現在の戦い方について「ボールを取ったら、ボランチを経由して裏を狙うスタイル。チームのカラーには合っていると思います」と説明した。
さらに、同監督から練習に取り組む姿勢を高く評価されていることに関しては「すごく嬉しいです。監督のために決められたらいいなと思います」と喜び、次節のボルシアMG戦に向けて「今のマインツなら、裏に抜けたり、引いたり、そういう攻撃ができると思います。アグレッシブに戦うことが一番大事です」と意気込んでいた。