12試合ぶりの敗戦にうつむくベナーリオ(左)とクノッへ(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第24節が7日に行われ、ヴォルフスブルクは敵地でアウクスブルクと対戦し、0-1で敗れた。好調が続いていたヴォルフスブルクにとっては12試合ぶりの敗戦となった。
首位バイエルンを粉砕し、レヴァークーゼン戦では4失点、ブレーメン戦では3失点しても土壇場で勝ってきたヴォルフスブルク。この日の相手である6位のアウクスブルクは、直近の4試合で勝ちがなく、勢いを落としていただけに、戦前の予想ではヴォルフスブルク有利と見られていた。
しかし、実際に試合が始まると、ホームのアウクスブルクが押し気味に試合を進める展開に。ヴォルフスブルクは前半に2度の決定機を許したが、なんとか無失点で切り抜けた。63分、元ブラジル代表DFナウドがPKを与えてしまうと、MFトビアス・ヴェルナーのシュートを一度はスイス代表GKディエゴ・ベナーリオが防いだが、MFドミニク・コールが押し込んでアウクスブルクにリードを許す。
8試合で13ゴールを決めていたエースのFWバス・ドストもこの日は不発で、結局完封負けを喫してしまう。ヴォルフスブルクが敗れるのは、昨年11月に行われた第12節のDF内田篤人が所属するシャルケ戦以来のことで、12試合ぶりの敗戦となった。
これで勝ち点差8で追いかけていた首位バイエルンとの勝ち点差も11に広がってしまい、逆転優勝の可能性は遠のいてしまったようだ。
ヴォルフスブルクは、12日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファースレグで日本代表DF長友佑都が所属するインテルと対戦し、15日に次節のフライブルク戦を迎える。