ブンデスリーガ第25節が13日に行われ、レヴァークーゼンと酒井高徳が所属するシュトゥットガルトが対戦した。酒井は先発出場している。
公式戦4連勝を狙う4位レヴァークーゼンは、ホームのバイ・アレーナに最下位のシュトゥットガルトを迎えた。
最初に試合が動いたのは32分だった。レヴァークーゼンが右サイドから攻撃を仕掛け、シュトゥットガルトが一度はしのぐ。しかし、ゴール前の高い位置でボールを奪ったウェンデルが左足でミドルシュートを放つ。ボールはゴール右下に収まり、レヴァークーゼンが先制に成功する。
さらに36分、カウンターから右サイドに抜けだしたカリム・ベララビが、オーバーラップしてきたロベルト・ヒルバートへパス。ヒルバートがクロスボールを上げると、中央のヨシップ・ドゥルミッチが頭で合わせて追加点を奪った。このまま2-0とレヴァークーゼンがリードして前半を折り返す。
後半開始早々、次の得点を挙げたのはレヴァークーゼンだった。50分、サイドチェンジのボールを受けた右サイドのベララビが中央に切れ込む。ベララビは、酒井を切り返しで振りきって右足シュート。ボールはスヴェン・ウルライヒの脇下を抜け、ゴール左下に決まった。
続く59分、ペナルティエリア手前中央でソン・フンミンがボールを受けると、右サイドから斜めに走りこんだドゥルミッチにラストパス。これをドゥルミッチがしっかりと決めて4点差をつけた。
大量リードを奪われたシュトゥットガルトは、61分に酒井を下げてアダム・フロウシェクを投入する。
しかし、シュトゥットガルトはその後もレヴァークーゼン・ゴールを割ることが出来ず、レヴァークーゼンが4-0でシュトゥットガルトを下した。なお、酒井は61分まで出場している。
勝利したレヴァークーゼンは、17日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦を、21日にはブンデスリーガ第26節でDF内田篤人が所属するシャルケ戦を戦う。一方、シュトゥットガルトは次節に日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦する。
【スコア】
レヴァークーゼン 4-0 シュトゥットガルト
【得点者】
1-0 32分 ウェンデル(レヴァークーゼン)
2-0 36分 ヨシップ・ドゥルミッチ(レヴァークーゼン)
3-0 50分 カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)
4-0 59分 ヨシップ・ドゥルミッチ(レヴァークーゼン)