ドルトムント戦で途中出場した大迫勇也(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、MF香川真司が所属するドルトムントと、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。
前節のハンブルガーSV戦は引き分けに終わり、リーグ戦4連勝でストップしたドルトムント。一方のケルンは、前節のフランクフルト戦で大迫のゴールを含む4得点を挙げて勝利しており、2連勝を狙う。
今節はドルトムントがホームのシグナル・イドゥナ・パルクにケルンを迎えての一戦。香川は先発出場、大迫はベンチスタートで、長澤はメンバー外となった。
試合立ち上がり、両チームにチャンスが訪れる。ケルンは2分に、シウヴァ・デイヴェルソンがエリア内右に抜け出して、ループシュートで狙うが、GKローマン・ヴァイデンフェラーが反応しセーブ。一方のドルトムントは4分、右CKからマッツ・フンメルスとネヴェン・スボティッチがヘッドで合わせに行くが、シュートはわずかにクロスバー上に外れた。
その後は、ドルトムントがボールをキープするが、ケルンの堅守を前にチャンスを作ることができない。
39分になって、香川が浮き球のパスをエリア内に送るが、ピエール・エメリク・オーバメヤンには合わなかった。さらに直後、イルカイ・ギュンドアンからの浮き球のパスに反応したヘンリク・ムヒタリアンが、ダイレクトボレーを試みるも、相手DFのブロックにあいシュートまで持っていけなかった。前半はこのままスコアレスドローで折り返す。
後半に入って52分、カウンターを仕掛けたケルンは、アンソニー・ウジャーがエリア内右に抜け出し折り返しを入れる。ファーサイドでフリーのデイヴェルソンが受けて、シュートを放つがクロスバー上に外れた。
ドルトムントは61分、ムヒタリアンと香川を下げて、ヤクブ・ブワシュチコフスキとケヴィン・カンプルを投入し攻撃の活性化を図る。66分、マルコ・ロイスがエリア内でボレーシュートを放つが、GKティモ・ホルンがセーブ。
71分に、左サイドのカンプルからの折り返しに、オーバメヤンが合わせてネットを揺らす。しかし、オーバメヤンは右手を使っていたため、ゴールは無効でイエローカードを受けた。ケルンは75分、デイヴェルソンに代えて大迫をピッチに送り出した。
79分にドルトムントは、ロイスのFKに、エリア内のフンメルスが頭で合わせる。シュートはゴール左隅に飛ぶが、GKティモ・ホルンが弾き出した。
試合はこのまま動かず、ドルトムントはホームでケルンと0-0の引き分けで終了。ドルトムントは2試合連続でスコアレスドローとなった。
ドルトムントは18日にチャンピオンリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのユヴェントス戦に臨む。そして次節、21日にMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦。ケルンは、同日にブレーメンをホームに迎える。