ドルトムントに所属する香川 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、MF香川真司が所属するドルトムントは、MF長澤和輝とFW大迫勇也が所属するケルンと0-0で引き分けた。
ドイツメディアは同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。先発出場し、61分までプレーした香川に対して、『Revier Sport』は「4-」(最高点1、最低点6)と採点し、「守備のために再三後ろに下がると、そこにとどまり、攻撃と同様に目立つことはなかった。日本人選手は低調なパフォーマンスだった。攻めあぐねることが多く、ドリブルも失敗していた」と厳しい評価を下した。
また、『Ruhr Nachrichten』では「4.5」が与えられている。プレーに関しては「ハンブルクでの低調なパフォーマンスから、この試合では再び先発メンバーに名を連ねた。試合に驚きを与えようと努力し続けたが、目立った効果はなかった」と分析。さらに「香川のゲーゲンプレッシングに対して、ケルンのセンターバックは免疫があることを示した。開始から1時間での交代は、決まりきっていたものだった」と記した。
この他、『Westdeutsche Allgemeine』も、香川を「4.5」と採点。「中央でパスを受けると、それを再びサイドに配給することが多かった。ケルンが中央であまり自由を与えなかったからだ。この日本人選手は、試合に強いインパクトを与えることができず、1時間後にベンチに下がった」と、攻撃面での物足りなさを指摘していた。