パーダーボルン戦に出場した乾(左)と長谷部(右) [写真]=Bongarts/Getty Images)
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトはパーダーボルンと対戦し、4-0で快勝した。
ドイツ紙『Frankfurter Rundschau』が同試合の採点と寸評を発表。フル出場を果たした長谷部には「Ganz okay(十分合格)」との評価を受け「つねに戦況を把握しており、とにかく優れたゲームリーダーだ」と評されている。さらに、2アシストを記録した乾は「3点目のゴールではシュテファン・アイグナーに夢のようなパスを通し、4点目にも絡んだ」との評価を受けた一方で、「得点に絡んだ場面以外では、ラストパスが1度としてつながらず、選択ミスも多かった」とも記されている。
『Frankfurter Rundschau』紙による両選手の採点と寸評は以下の通り。
■長谷部誠
フル出場
採点:Ganz okay(十分合格)
寸評:チームのまとめ役。この試合ではそれほど目立つことも、印象に残ることもなかったが、それは、パーダーボルンがちぐはぐたったことにもよる。しかし、つねに戦況を把握しており、とにかく優れたゲームリーダーだ。
■乾貴士
フル出場
採点:So lala(まあまあ)
寸評:3点目のゴールではシュテファン・アイグナーに夢のようなパスを通し、4点目にも絡んだ。加えて、スプリント数も最多で(41回)、インテンシブ・ランも94回。そして、驚くことに競り合いでも最も多くをものにした(19回)。しかしながら、得点に絡んだ場面以外では、ラストパスが1度としてつながらず、それ以外では、余計なことで体力を使い、選択ミスも多かった。しかし、つねにリスクを冒したプレーを見せた。