ゴールを決めた岡崎(左)と香川(右) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images, Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第26節が20日から22日にかけて各地で行われた。同節をもってインターナショナルマッチウィークに突入するため、3月の全日程が終了。今月はブンデスリーガでプレーする日本人選手たちが合計で6ゴールを獲得した。
7日に行われた第24節のバイエルン戦で、ハノーファーに所属するMF清武弘嗣が、味方からのスルーパスを受けて、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーから今シーズン4点目となるゴールを奪った。
さらに同日、ボルシアMG戦でマインツに所属するFW岡崎慎司は、スローインを味方が繋いだところに、ヘディングシュートを叩き込んだ。岡崎は10試合ぶりとなる今シーズン9得点目を決めた。この日を皮切りに、日本人選手が各節で活躍。
翌日の8日にケルンはフランクフルトと対戦。63分から途中出場したFW大迫勇也が、アンソニー・ウジャーのパスで抜け出してエリア内で、落ち着いてGKとの1対1を決めた。大迫は昨年8月30日に行われたリーグ戦第2節のシュトゥットガルト戦以来となる今シーズン2ゴール目を獲得した。
第25節では、14日に行われたアウクスブルク戦で岡崎が、味方のクロスをトラップから右足を思い切り振り抜き、ゴールを決めた。岡崎は2試合連続ゴールで、2年連続2桁得点を達成している。
また同日に、ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が待望のブンデスリーガ初ゴールを記録。シャルケ戦で69分から途中出場した原口は、味方のシュートを相手GKが弾いたところを詰めて、こぼれ球を押し込んた。
そして第26節、ドルトムントに所属するMF香川真司に、昨年9月13日に行われたリーグ第3節フライブルク戦以来となる約6カ月ぶりの得点が生まれた。21日のハノーファー戦、香川はマルコ・ロイスからの折り返しをゴールに流し込み、今シーズン2点目を獲得。香川はその後、ピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールもアシストしている。
2015年に入って日本人選手の得点は、シュトゥットガルト所属のDF酒井高徳が2月14日のホッフェンハイム戦で決めたブンデスリーガ初ゴールのみだった。しかし、3月には合計で6ゴール。日本人選手の活躍でヴァイッド・ハリルホジッチ監督による新生日本代表にも弾みとなった。
■3月にブンデスリーガでゴールを決めた日本人選手
▼岡崎慎司
2ゴール 対ボルシアMG戦(7日)/対アウクスブルク戦(14日)
▼大迫勇也
1ゴール 対フランクフルト戦(8日)