シャルケには日本代表DF内田篤人(右)も所属する [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケとバイエルンの2クラブが、来シーズン開幕前に中国遠征を行うことが明らかとなった。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。
それによると、シャルケのマーケティング担当取締役アレクサンダー・ヨープスト氏は「7月末に中国への遠征を行う予定だ。我々もブンデスリーガ全体も、プレミアリーグに対抗し、海外マーケットを獲得する欲求に溢れている」と話したという。現時点では、対戦相手や会場などは決定していないとのことだ。
シャルケは昨年10月、中国サッカー協会とパートナーシップを締結。その際に、同クラブが北京でサッカー教室を開催すること、そして北京国安がドイツ遠征を行うことなども約束され、今後の予定に組み込まれた。
また2012年に同国でテストマッチを2試合行ったバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ社長も「今回は3試合を予定している。北京、上海、広州の3都市だ。我々はスペインやイングランドのビッグクラブ、そしてパリ・サンジェルマンなどとグローバルな競争関係にある。国際化の波は避けられない。つまり、毎年遠く離れた国に行かなければならないんだ。でも我々はこのグローバル化の中でも継続的に前進して行けるはずだ」と、力説している。