トレーニング中のバイエルンのグアルディオラ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
現在、国際Aマッチ週間によりバイエルンは通常よりも大幅に少ないメンバーで練習を行っているが、なんとペップ・グアルディオラ監督は同クラブのU-15でプレーするトニ・トログランチッチを、27日のトップチーム練習に参加させたという。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
トログランチッチ少年はクロアチア系の家族の下、バイエルン州バート・アイプリンクに生まれた。幼い頃から天才サッカー少年として有名だった同少年は、2年前まで隣国オーストリアの強豪ザルツブルク下部組織でプレーしており、U-14クロアチア代表でも4試合に出場している。
練習では元ドイツ代表主将DFフィリップ・ラームや、元ブラジル代表DFダンテ、同DFラフィーニャらを相手に臆することなく勝負を挑んだそうで、また最後にレクリエーションを兼ねて行われたPK戦では、元スペイン代表GKペペ・レイナの手によってゴールを阻まれてしまったという。
練習後、ラームと肩を組みながら控室に消えていったトログランチッチ少年。初めて味わったプロの感触は、今後の成長にどのような影響を与えるのだろうか。