日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、現在レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFサミ・ケディラの今夏獲得を目指しているとされる。しかし、同クラブはそれが叶わなかったときのことを考え、すでに別の選手をリストアップしているという。30日、ドイツ紙『デア・ヴェステン』が伝えている。
それによると、シャルケがケディラの代替案として挙げているのは、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツのMFヨハネス・ガイスとのことで、必要とされる移籍金は800万~1000万ユーロ(約10億4000万~13億円)ほどだという。
しかし、まだ21歳と若い同選手の獲得については、シャルケ以外にもレヴァークーゼン、ボルシアMG、ヴォルフスブルク、さらには日本代表MF本田圭佑が所属するミランやフィオレンティーナなど、複数のセリエAクラブも目論んでいるとされ、争奪戦は過熱しつつある。
ガイスは2013年夏に、昇格1年でブンデスリーガ2部へ降格してしまったグロイター・フュルトからマインツへ移籍。加入1年目の昨シーズンは34試合中33試合に出場し、今シーズンもここまでの26試合で先発25試合、フル出場24試合と鉄人ぶりを発揮している。