フライブルク戦に出場したマイヤー(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が11日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケとフライブルクが対戦した。内田はベンチスタートとなっている。
前節、現在5位のシャルケは6位アウクスブルクと対戦し、0-0で引き分けた。この結果、チャンピオンズリーグ出場権圏内の4位レヴァークーゼンとの勝ち点差は8に広がり、来シーズンのCL出場は厳しい状況となった。今節の相手は15位のフライブルクなだけに、ホームできっちりと勝利を収めたいところだ。
試合は25分、右サイドを突破したジェフェルソン・ファルファンがクロスを上げると、ニアのクラース・ヤン・フンテラールがすらして最後はマックス・マイヤーがヘディングシュート。しかし、ここは枠の左上に外れた。
続く32分、シャルケは左サイドでフンテラールの落としたボールを受けたエリック・マキシム・チュポ・モティングが、ドリブルでペナルティエリア手前まで持ち上がる。そのまま右足でミドルシュートを放ったが、大きく枠の右に外れてしまう。このまま0-0で前半を折り返した。
後半立ち上がり、シャルケに大きなピンチが訪れる。57分、フライブルクはアドミル・メーメディが左サイドからドリブルでエリア内に侵入。マティヤ・ナスタシッチをかわし、シュート体勢に入ったところを、ベネディクト・ヘーヴェデスが後方からタックル。主審は迷わずPKの判定を下した。しかし、このキックをユリアン・シュスターが大きく外してしまい、先制のチャンスを逃してしまう。
ホームで勝利が欲しいシャルケだが、なかなか得点を挙げられない。71分、ペナルティエリア手前でファルファンからのパスを受けたマイヤーが、ワントラップからミドルシュート。しかし、ここはGKロマン・ビュルキに止められてしまう。
続く78分、ファルファンが右CKからクロスを上げると、ナスタシッチが落としたボールからフンテラールがシュートを狙うもビュルキが好セーブ。こぼれ球を詰めるも枠外に外れ、得点出来ない。
試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、0-0の引き分けに終わった。シャルケはこれでリーグ戦4試合未勝利となっている。なお、内田に出場機会は無かった。
次節、シャルケは敵地でヴォルフスブルクと対戦する。