シュトゥットガルトの酒井高徳 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が12日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトはホームでブレーメンと対戦し、3-2で勝利を収めた。試合後、酒井が記者団の取材に応えている。
シュトゥットガルトは後半アディショナルタイムの劇的ゴールで今シーズン6勝目を挙げ、最下位を脱出した。9位ブレーメンに勝利した試合について「(残留に)少しは近づいたかなとは思いますけど、でも全然まだですよ。(前節17位の)パーダーボルンも勝ったので、まだ何もしてないっていうのをみんな分かってるほうがいいのかなと思います」と、あくまで残留に向けた1勝に過ぎないと語った。
一方で「まあでも、勝ちは勝ちで、いい勝ち方したかな。あとは、次につながるような勝ち方はしたかなと。自分たちが苦しいときにしっかり耐えれて2点、3点取れたっていうのが、すごくチームとしては良かったのかなと思いますね」とチームに勢いがつく勝利だったと振り返っている。
3試合連続で出場機会が無かったことについては「単純に出られてないっていうのがあるので…ただ練習で調子が悪いとか自分自身プレーが良くないってことではないと思う。チームの内容的にはすごく良くなってきていると思うので、あんまり変える必要はないかなと。もちろん自分の中で練習とかでしっかりアピールしているところはしているので、あとは監督が決める所だと思っている」と語り、チームの調子が上向いていることで、メンバーを変え難い状況だと分析。
続けて「あと6試合しかないし、ここで焦ったところであんまり状態は変わらないと思うし。代表の(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督からは試合に出ろって言われてるんですけど(笑)」と日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは、試合に出ることを求められている模様だが、「最後までチームのためにできること、いつ出番が来るかは分からないんで、その準備だけしておいてと考えています。自分の中で下を向くとかネガティブなことはあまりないですね」と、あくまで前向きに、いつ出番が来てもいいように準備をするだけだと述べている。
次節、シュトゥットガルトは敵地でアウクスブルクと対戦する。