状態が心配される内田篤人 [写真]=Real Madrid via Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのロベルト・ディ・マッテオ監督が、19日に行なわれるブンデスリーガ第29節のヴォルフスブルク戦に向けた記者会見に臨み、内田の状態について言及した。地元紙『Westdeutschen Allgemeinen Zeitung』など、各メディアがコメントを伝えている。
右ひざに問題を抱える内田は、2月に行なわれた第23節の同代表MF香川真司が所属するドルトムントとのダービー以来出場機会が無い。この状況について、ディ・マッテオ監督は「我々はウッシー(内田)がチームに何を与えてくれるかわかっている。しかし、(右SBを務める)ベニー(ベネディクト・ヘーヴェデス)もすごくいいんだよ。この布陣が機能するのかもう数試合様子を見るべきだと思うね」と述べ、現在4バックの右を務める主将のドイツ代表DFベネディクト・ヘーヴェデスが、ヴォルフスブルク戦でも先発出場することを示唆した。
また、内田のひざに関しては「一刻も早く回復することを願う」と述べるにとどまった。一部では、シャルケの医療班とJFA(日本サッカー協会)の医療班の方針に食い違いが生じているとも報じられているが、地元紙『Ruhr Nachrichten』は「内田手術か?」との小見出しを付け、内田が右ひざの手術を受ける可能性を挙げている。