この試合4点目を挙げたシュテファン・キースリンク(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、レヴァークーゼンと日本代表MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹の所属するハノーファーが対戦した。清武と酒井は揃って先発出場を果たした。
ホームのレヴァークーゼンはセットプレーからチャンスを作る。17分にCKを獲得すると、ハカン・チャルハノールが放ったクロスにキリアコス・パパドプーロスがファーサイドで合わせゴールを脅かすも、ここは惜しくもシュートを阻まれた。すると20分、ハカン・チャルハノールが放ったボールに、ニアサイドでエメル・トプラクがヘディングで合わせ先制点を奪った。
レヴァークーゼンはその後も攻撃の手を緩めない。40分には中央でパスを受けたユリアン・ブラントが持ち込み左足でシュートを放つ。シュートはゴール右隅へと突き刺さり、レヴァークーゼンが2点のリードで前半を終えた。
前半、攻撃の形を作り切れなかったハノーファーは、後半開始からディディエ・ヤ・コナンを投入し反撃に出る。
しかし試合を動かしたのは、またもレヴァークーゼンだった。49分にCKからのこぼれ球をパパドプーロスが押し込み3点目。後半立ち上がりから得点を奪ったレヴァークーゼンが、ハノーファーに反撃の隙を与えない。
一矢報いたいハノーファーは、57分に清武が積極的にミドルシュートを放つも、シュートはGKにキャッチされてしまう。
レヴァークーゼンの勢いはまだまだ止まらなかった。70分に右サイドに流れたラース・ベンダーからのクロスをキースリンクが倒れこみながら合わせゴール。4点のリードを奪い完全に試合を決定付ける。
84分にはハノーファーにチャンスが訪れる。クロスからのこぼれ球を清武がシュートで狙ったが、無情にも枠の外へ。決定機を生かし切れなかった。
試合はこのまま4-0で終了。レヴァークーゼンは次節、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦。ハノーファーはホッフェンハイムと対戦する。
【スコア】
レヴァークーゼン 4-0 ハノーファー
【得点者】
1-0 20分 エメル・トプラク(レヴァークーゼン)
2-0 40分 ユリアン・ブラント(レヴァークーゼン)
3-0 49分 キリアコス・パパドプーロス(レヴァークーゼン)
4-0 70分 シュテファン・キースリンク(レヴァークーゼン)