今季3点目を決めた香川真司(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは18日、ブンデスリーガ第29節でパーダーボルンと対戦し、3-0で勝利を収めた。
この試合に先発出場した香川は今シーズン3点目を記録。昨年9月の第3節フライブルク戦以来となるホームでの得点を決め、「やっとホームでもゴールできてほっとしています」と安堵の様子を見せた。ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えている。
香川は、「今シーズン、あまり安定したプレーができていなくて、モヤモヤしていた。だから余計にこのゴールは嬉しかったですね。この調子で、シーズン終了までプレーできたらいいと思います」と、3試合ぶりのゴールを素直に喜んだ。
ドルトムントは、2008年からチームを率いてきたユルゲン・クロップ監督の退任が発表されたばかり。香川は「このクラブにとっては大きな損失になると思います。でも、監督自身の決断ですし、その権利もあると思う」とコメント。「選手としては残り数試合を全力でやるだけです。監督にはとても感謝していますし、監督のおかげでここまでこられたと思っている。もちろん寂しいけれど、前を向いていきます」と、指揮官に感謝の言葉を述べるとともに、少しでも良い結果でシーズンを終えることを強く誓った。