ヘルタ・ベルリン戦に出場した長澤和輝(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、ヘルタ・ベルリンとケルンが対戦。ヘルタ・ベルリンは原口元気、ケルンは大迫勇也と長澤和輝が先発出場し、試合はスコアレスドローに終わった。試合後、長澤が記者団の取材に応じている。
アウェイで初先発を果たした長澤は、「ホームと環境も違うし、ベルリンのピッチもすごくきれいで、観客も温かいチームだなと感じました」といい、2戦連続での出場については、「先週よりも少しは精神的にも落ち着いてプレーできたかなと思います。ここからもう少しパフォーマンスを上げていかなきゃなと思います」と振り返った。
ケルンは劣勢を強いられ、後手に回る場面が多かった。長澤は「なかなか僕たちの攻撃の形が出せなかったです。(ボランチのところまで下がってボールを触るシーンが目立っていたが)本当はあそこじゃなくて、もう一つ前にいるべきだったんですけど、ボールをもらえなくて、ああいうプレーをしました」と話し、「もっとうまく下がってボールを触って、前でもやれば良かったんですけど。僕が下がることによって前の人数も一人減ってしまうし、チームが求めていることだったのかどうかというのは微妙なところなので」と反省点を挙げた。
また、今後については、「まずはボールに触れること。それが僕の良さでもあるので、あとは前に出てアシストだったり、点に絡むプレーをもっともっと出さなきゃいけない。ゴール前でのプレーの質を上げていければ」と明確な課題を掲げている。
ケルンは次節、ホームでレヴァークーゼンと対戦する。