トゥヘル氏(左)と岡崎(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
来シーズンから日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの監督に就任することが決定したトーマス・トゥヘル氏が、古巣である同代表FW岡崎慎司所属のマインツから数名のスタッフや選手を引き抜く可能性が浮上した。21日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
同紙によると、最も可能性が高いのは、現在もマインツのスカウティングを担当しているベニー・ヴェーバー氏のようだ。トゥヘル氏と強固な信頼関係で結ばれているヴェーバー氏がドルトムントへ移籍する確率は95パーセントだとしている。
そして、次に可能性が高いと見られているのはU-21ドイツ代表MFヨハネス・ガイスだ。しかし同選手はまだマインツとの契約を2年残し、さらに21歳と若いため、移籍金は1200万ユーロ(約15億3600万円)ほどかかると模様だ。また、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケなど他のクラブも獲得を目指していることから、『ビルト』は移籍実現の確率を60パーセントと推測した。
同紙は他にも韓国代表MFパク・チュホを35パーセント、岡崎を20パーセント、マインツとの契約を2018年まで延長したGKロリス・カリウスを15パーセントと記している。