ヴォルフスブルクでプレーするベントナー [写真]=Bongarts/Getty Images
ヴォルフスブルクに所属するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが、遅刻をしたことにより2つの罰則を科せられていたことが明らかになった。21日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
同紙によるとベントナーは18日の練習に1時間遅れて姿を現した模様で、それが原因で19日に行なわれた日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ戦でメンバーから外され、また多額の罰金も支払うことになったという。
同クラブの罰則規定によると、遅刻については1分あたり100ユーロ(約1万2800円)が科されるとのことで、本来なら6000ユーロ(約76万8000円)で収まるはず。しかし同紙が調べたところでは、さらに5000ユーロ(約64万円)が上乗せされ、計1万1000ユーロ(約140万8000円)の罰金徴収となったそうだ。
今回の件についてベントナーは自身の公式ツイッターで「僕は力強く前を向いていく。人は間違いを犯してしまうものだ。でもそこから自分をさらに成長させなければならない」と反省のコメントを記した。
またヴォルフスブルクのチームマネージャー、クラウス・アロフス氏は『ビルト』に対して「この町の渋滞はそんなにひどくないからね」と笑顔で話し、同選手が今後態度を改めればとりわけ大きな問題としては扱わない姿勢を示している。