かつての教え子を警戒するペップ監督「メッシをコントロールしたい」

ジョゼップ・グアルディオラ

2012年までバルセロナを率いたグアルディオラ監督(右)[写真]=Getty Images

 24日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝の組み合わせ抽選で、バルセロナとバイエルンの対戦が決まった。

 選手として、そして監督として欧州王者となった古巣と対戦するバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ヘルタ・ベルリン戦の前日会見で「(リオネル・)メッシをコントロールするためのシステムを構築したい」と語った。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 バルセロナの元指揮官はカンプ・ノウへの帰還について、こう語っている。

「バルセロナは対戦の可能性がある3つのうちのひとつだった。私にとってとても特別な試合になる。チアゴ(・アルカンタラ)やスタッフにとってもだ。バルセロナでの人生、私のホームだ。他に言うことはない」

「私の古巣であり、一緒に仕事した選手たちについて、悪いことは言えない。彼らとは多くを勝ち取った」

 また現在のバルセロナについてはこう話している。

「偉大なチームであり、私たちと同じだ。毎試合行っているように、私たちは分析し、テストするだろう。彼のプレーをとても楽しんだけど、今は苦しむことになる。メッシをコントロールするための最高のディフェンスシステムを構築したいと考えている」

 元チームメイトでもあり、友人のバルセロナの指揮官ルイス・エンリケ氏に関しては、「彼のことを嬉しく思う。最初のシーズンで3冠の可能性があるのだから」とコメントした。

 またスペイン紙『マルカ』は対戦カードが決まった後に、グアルディオラ監督が最初に受け取ったメッセージは自分の娘からのもので「やった、おじいちゃんとおばあちゃんに会える」という内容であったと明かしたと伝えている。

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