ハノーファーとホッフェンハイムが対戦 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が25日に行われ、日本代表のMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと、ホッフェンハイムが対戦した。
残留争いをするハノーファーは、20日にタイフン・コルクト監督の解任、およびミヒャエル・フロンツェック氏の監督就任を発表。フロンツェック新監督の初陣となったこの試合、清武は7試合ぶりのベンチスタート、酒井は累積警告により出場停止で欠場となった。
開始1分、ロベルト・フィルミーノからの右クロスに、ゴール前のアントニー・モデストが右足シュートで合わせ先制。ハノーファーのDF陣がオフサイドを主張するも認められず、早くも失点を許してしまう。すると23分、マヌエル・シュミーデバッハがトビアス・シュトローブルにペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをキャプテンのラース・シュティンドルがきっちり決めて、試合を振り出しに戻した。前半を1-1で折り返す。
追加点が欲しいハノーファーは63分、サリフ・サネが右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。ゴール前に走り込んだシュティンドルがシュートを放ったが、枠を捉えることができない。72分にサネを下げて、ケナン・カラマンを投入する。
しかし83分、スルーパスに抜け出したアダム・サライがエリア内左から上げたクロスに、途中出場のスヴェン・シップロックが頭で押し込み追加点を奪取。ハノーファーが再び追う展開となる。
焦るハノーファーだが、決定機を作ることができず試合は終了。2-1で敗れ、昨年12月の第16節アウクスブルク戦以来の勝利とはならなかった。次節、ハノーファーはアウェーでヴォルフスブルクと、ホッフェンハイムはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとそれぞれ対戦する。
【得点者】
0-1 1分 アントニー・モデスト(ホッフェンハイム)
1-1 24分 ラース・シュティンドル(ハノーファー)
1-2 83分 スヴェン・シップロック(ホッフェンハイム)