レヴァークーゼン戦に先発した大迫(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が25日に行なわれ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンとレヴァークーゼンが対戦した。大迫は先発出場、長澤はベンチスタートとなった。
前節、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとスコアレスドローに終わったケルン。この日はリーグ戦7連勝と絶好調のレヴァークーゼンをホームに迎えた。
最初にチャンスを作ったのはアウェーに乗り込んだレヴァークーゼン。9分、CKからキリアコス・パパドプーロスが頭で合わせたが、ここはGKティモ・ホルンの正面だった。
一方のケルンも攻めに出る。17分、右サイドでスローインを受けたミショ・ブレチュコがペナルティエリアに進入を試みる。ここで倒されてFKを獲得。これをキッカーのヨナス・ヘクターが狙ったが、大きく枠の上へ外れてしまった。
42分、ペナルティエリア内でドミニク・マロフがシュテファン・キースリンクを倒したとして、レヴァークーゼンにPKが与えられる。しかし、キッカーのハカン・チャルハノールのシュートは、ホルンが横っ飛びでセーブ。大ピンチを凌ぐことに成功する。
後半立ち上がりはケルンが立て続けにチャンスを作ったが、マティアス・レーマンやマルセル・リッセのシュートは得点には繋がらなかった。
すると60分、逆にカウンターを食らってしまう。レヴァークーゼンが左サイドからパスワークで崩すと、中央でボールを受けたカリム・ベララビがドリブル突破。ベララビが横パスを出すと途中出場のユリアン・ブラントがミドルシュートを叩き込み、レヴァークーゼンが先制した。
ホームで負けられないケルンは、左CKからアンソニー・ウジャーがヘディングシュートを放ったが、惜しくもゴール右に外れてしまった。83分には長澤を投入し、さらに攻勢を強める。すると直後のロングボールをペナルティエリア内のウジャーが頭で折り返し、途中出場のボルド・フィーネがボレーシュートを叩き込んで、ケルンが同点に追いついた。
このまま試合終了を迎え、1-1で引き分けた。大迫はフル出場、長澤は83分から出場している。
次節、ケルンは敵地でアウクスブルクと対戦する。