ヘルタ戦でスーパーセーブを見せたバイエルンGKノイアー(左) [写真]=Getty Images for FC Bayern
ブンデスリーガ第30節が25日に行われ、バイエルンはFW原口元気とMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンと対戦。同試合でバイエルン所属のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがまたもスローインを行った。
試合は、ヘルタ・ベルリンが自陣に引いて堅い守備を見せていたためバイエルンはチャンスを作れず苦戦。なんとか1点を奪おうと攻勢を続けていた52分、ヘルタの選手がロングボールをバイエルン陣地に送ると、タッチラインを割る。敵陣に味方の選手が集中していたため、飛び出ていたノイアーがそのままスローインを行い、試合をスムーズに再開させていた。
ノイアーは3月29日に行われたユーロ2016予選、ドイツ代表とグルジア代表の試合でもスローインを行い話題となっていた。
だが、ヘルタ・ベルリン戦での同選手の活躍はそれだけに留まらなかった。55分、ハーフライン付近から原口のスルーパスでドイツ人MFニコ・シュルツが抜けだすと、ノイアーと1対1に。シュルツは左足を振り抜くも、好反応をしたノイアーが、ボールを肩あたりに当ててセーブ。失点のピンチを防ぎ、チームを救っていた。
さらに84分には、自陣のペナルティーエリア外で味方からのバックパスを受けたノイアーは、相手選手に詰められるも、落ち着いて切り返しでかわし、技術の高さを見せつけている。
なお、試合は80分にドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーが決勝点を奪い、バイエルンが1-0で勝利。翌26日に行われる試合で、ヴォルフスブルクがボルシアMGに引き分け以下で終わると、3連覇となるリーグ優勝が決定する。