フンメルスの同点弾に喜ぶドルトムントのメンバー [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第31節が2日に行われ、ホッフェンハイムと日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。
勝ち点「40」で7位のホッフェンハイムに対して、ドルトムントは勝ち点「39」で8位につけている。来シーズンのヨーロッパリーグ出場権が得られる5位と6位はシャルケとアウクスブルグが勝ち点「42」で並んでいるため、ドルトムントはEL出場権獲得へ向けて今節も勝利がほしいところ。リーグ戦2試合連続ゴール中の香川は先発出場している。
試合が動いたのは前半の終盤に入ってからだった。33分にホッフェンハイムが先制に成功する、エリア内右でパスを受けたケヴィン・フォラントが、マルセル・シュメルツァーをかわしてフリーで左足を振り抜くと、シュートはゴールの左ネットを揺らした。だが、その2分後、左CKを獲得したドルトムントは、ヘンリク・ムヒタリアンのボールに、中央のマッツ・フンメルスが頭で合わせると、ゴール右隅に決まり、同点に追いついた。前半は1-1の同点で折り返す。
後半に入って47分、右サイドのムヒタリアンからの折り返しに香川がゴール前で合わせるも、枠の左に外れた。64分にはピエール・エメリク・オーバメヤンがエリア内左に抜け出して、シュートを放つが、わずかに枠の右。ドルトムントは74分に香川を下げてチーロ・インモービレをピッチに送り出した。
直後にホッフェンハイムは、アントニー・モデストがエリア内中央からシュートを放つが、クロスバーの上。ドルトムントは84分、カウンターから、オーバメヤンがエリア内中央へ抜け出して、シュートを放つがGKオリヴァー・バウマンに右足1本で防がれる。87分には、右サイドのオーバメヤンからの折り返しに、インモービレがフリーで合わせるが、これもバウマンの好セーブに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。EL出場権獲得へ勝ち点を重ねたかったドルトムントだが、ホッフェンハイムと1-1のドローで終わった。
ドルトムントは次節、9日にFW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンとホームで対戦する。
【スコア】
ホッフェンハイム 1-1 ドルトムント
【得点者】
1-0 33分 ケヴィン・フォラント(ホッフェンハイム)
1-1 35分 マッツ・フンメルス(ドルトムント)